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インプラント治療 2回法 

下関市の歯医者・歯周病認定医【吉本歯科医院】

インプラント治療 2回法 

歯を失った場合の治療法は

①入れ歯

②ブリッジ

③インプラント

この3つが一般的な治療になります。今回はインプラントについて説明していきます

インプラントは入れ歯やブリッジと比べ、より自分の歯のように物を噛むことができ、隣接する歯に負担をかけません。

ブリッジの場合だと隣接する歯を削る必要があったり、ポンティックと言われるダミーの歯と歯茎との間に物が入り易く、日頃の手入れが難しい欠点があります。

入れ歯になると食事後や就寝時にご自身で口の中から着脱させ洗う必要があります。また、硬い物が上手く噛みにくいという感想の方が多いようです

 

失った歯の回復にはインプラントは優れている治療となります。しかし、インプラントにも欠点があり、入れ歯やブリッジと比べ治療期間や治療費もかかります。また、インプラントを骨に埋入するため手術が必要になりますし、埋入するためにもしっかりとした骨がなくては手術できません。

術前の診査によりインプラント治療が可能か判断します

 

 

 

 

 

インプラントは1回法と2回法があり、埋入する条件(骨の状態など)により治療方法を使い分けています。次の症例は2回法で行った治療の流れになります

ブログ用症例取り出し.001

右下大臼歯部に2本のインプラントを埋入することに

術前の口腔内写真とレントゲン写真です

 

 

 

 

 

 

 

まずは1次手術でインプラント体を骨に埋入していきます。この際、局所麻酔下での手術となります。インプラントを埋入するには骨にドリリングしていくため、ある程度の振動は感じますが麻酔を十分に行っているので痛みは感じません

ブログ用症例取り出し.002

インプラントを埋入後は歯茎を縫合します。抜糸は約1週間後から行いますが組織の治癒に伴い少し長い期間おくこともあります。

1次手術でインプラント体を埋入し骨との結合を待ちます。期間はそれぞれ異なりますが約3ヶ月〜6ヶ月の間インプラント体が骨に十分結合するために時間を要します

 

 

 

 

 

 

 

期間を空け2次手術を行います。2次手術の場合、インプラント体に被せ物を装着するように治療を進めます。

ブログ用症例取り出し.003

この時も局所麻酔下で手術するため痛みもなく、骨にドリリングするわけでもないので振動も加わりません。歯茎を切開しインプラント体の頭出しをします。

 

 

 

 

 

 

 

その後、歯茎の治癒を待ち被せ物の作製に入ります。歯茎の治癒や噛み合わせを安定するまで仮歯を入れ咀嚼機能を確認する場合もあり、ここでも期間を要することになります

ブログ用症例取り出し.004

インプラント治療は治療期間がある程度かかりますが、咀嚼機能を回復するには優れている治療法となります。今回は治療の流れを説明しました、少しでも理解していただけると幸いです。

 

 

 

 

 

 

下関市の歯医者・歯周病認定医【吉本歯科医院】

日付:   カテゴリ:インプラント, 院長ブログ