口臭とは、『吐く息に異常が見られ、不快なにおいのあること』と定義づけられます。
じつは、口臭の80%以上が口のなかに原因があるといわれています。
むし歯しかり、歯周病しかりです。
それから、副鼻腔炎(蓄膿症)など鼻の疾患がある場合にも、口臭が発生します。
呼吸器に異常がある場合の口臭は腐肉臭
消化器に異常がある場合は腐卵臭などと呼ばれています。
次に、食べ物による口臭です。においの強い食べ物や飲み物、にんにく、たくあん、にら、ねぎ、酒、コーヒーなどをとった時、また、喫煙の後に口臭が残る場合が多いようです。
このように、一口に息がにおうといっても、その発生源は口のなかだけとは限りませんから、それが全身的なものか口のなかのものかを探る必要があります。
それをみわける簡単な方法は、
気になる口臭を防ぐには、メンソールやペパーミント、スペアミントなどといった強い香料で口臭を覆い隠す洗口剤があります。
これによって約2時間ほどは口臭が抑えられますから、エチケットとしてはかなり効果的だといえるでしょう。
そしてもちろん、歯ブラシで歯を1本ずつ丁寧に磨いてプラークを除去することが口臭予防にとっても大切です。
また、意外に知られていないのが舌の汚れです。
舌に汚れ(舌苔)がたまると口臭の原因になりますので、除去器具を使って舌表面の汚れをこすり取るようにしてください。