歯肉炎であればしっかりご自身で口の中のケアできれば歯肉の炎症が治ります。
歯周病であればやはり歯科治療をおすすめします。どうしても歯科治療が嫌であるなら自身で徹底的にお掃除すれば、歯周病の進行は進みにくなります。
しかし、自分で口の中をケアするのは限界がある場合があります。
そもそも、
歯肉炎とは歯ぐきまでの炎症で、骨の吸収は認められません。ですから歯周ポケットが深くても毎日の歯磨きをしっかりできれば歯ぐきは腫れは改善し、歯肉炎は治ります。
歯周病は歯ぐきの腫れもあり、歯を支えてる骨まで吸収している場合をいいます。
歯を支えてる骨の吸収により、歯ぐきの腫れが改善しても歯ぐきの高さの位置も下がってしまいます。
これは、歯が以前より長くなっているように感じる状態や歯と歯の間が空いてきた状態を想像してください。
こうなると、日常の歯磨きが一段と難しくなってしまいます。
さらに、この状態が前歯であればまだしも奥歯なら鏡でも見えづらく、磨きづらい…
これから考えると自分で口の中をケアするのは限界があると考えます。
定期的に歯医者でのクリーニングをおすすめします。
それでも…
歯医者は苦手でどうしようもない方は、まずは日頃の歯磨きをしっかりしましょう。1回の歯磨きで10分〜15分は最低行うことが望ましいです
毎日の歯磨きで歯周病の進行速度を抑えることができます。
自分は歯肉炎だから大丈夫と思っている方も、ちゃんと診断を受けたほうがいいと思います。歯肉炎から歯周病に移行している場合も多く、
歯周病の進行は痛みなどの症状もなく、いつの間にか歯がグラグラしてきたなどの症状がみられるのです。