栄養のあるものをバランスよく摂取することが身体に良い食事となります。
ところが、うまく噛めない子供が最近増えています。
よく噛まずに丸呑みしてしまうのです。
その理由として、カレーライス、ハンバーグなど軟らかいものを好むように変化してきているからです。
その結果、噛むことが少なくなっているのです。
小さなお子さんの顎や歯は、良く噛むことで発達します。
軟らかいものばかり食べていると身体にも歯にもよくありません。
素材や調理法を工夫して噛みごたえある料理を取り入れるようにしてください。
例えば、キンピラゴボウや干物など。
しっかり噛むことで消化吸収も良くなり、胃腸の働きを促進します。
また、歯と顎が丈夫になることで食いしばることができます。
食いしばると全身に力がみなぎり、スポーツをおもいっきり楽しむことができます。
食事の際は、噛む目安として、ひと口30回といいます。
そのことを意識して食事をしてみてください。そして噛む回数が少ない方は噛む回数を増やしましょう。