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院長ブログ

下関市の歯医者・歯周病認定医【吉本歯科医院】

カテゴリ: 院長ブログ

差し歯が取れました。その差し歯で部分入れ歯を固定しているため、入れ歯も取れてしまう状況です。

差し歯に部分入れ歯を固定していて、その差し歯が取れるとやはり入れ歯は安定せず

 

 

簡単に動いたり、脱離します

 

 

早めの歯科医院での受診をお勧めします

 

 

差し歯が取れる理由としてはその歯が虫歯になったり、過度に力がかかっている場合があります

 

 

過度に力がかかっただけで根っこの破折がない場合、歯科医師の調整により再度装着が可能ですが

 

 

虫歯により脱離した場合は、治療し新しく差し歯を作り直す必要があります

 

 

 

 

 

 

 

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⇧差し歯が虫歯となり脱離しています

こうなれば入れ歯は離脱しやすくなりますよね

この歯は残念ながら新しく差し歯を作ることはできませんでした。

 

 

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⇧新しい入れ歯を作製

 

 

 

 

 

 

 

 

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再根管治療について

以前、根管治療してクラウンをかぶせている歯が再度痛みだした際には再根管治療が必要となる場合が多くあります。

 

 

 

この場合、歯に何らかの原因で歯の根尖(先端)に起炎物質が存在し痛みが出ていると考えられます。

 

 

 

 

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⇧右下奥歯の歯の根の先端に透過像(黒い影)が認められます。

感染していることがわかります。この歯は歯根破折の可能性も…

 

 

 

 

 

また、痛みがなくても再根管治療を行う場合もあります。

 

定期検診などでレントゲン撮影を行った際、

 

歯の根尖が感染していることが発見される場合です。

 

 

 

再根管治療は感染している根管を清掃するため治療回数はかかりますが、歯の保存のために重要ですので根気よく通院してもらう必要があります。

 

 

 

 

 

 

 

 

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子供の歯を守るために。

子供の歯を守るために。

ライフステージに合わせたケアを!

 

 

仕上げ磨きは、優しく楽しく

仕上げ磨きを嫌がるお子さんにムリに歯磨きを強制すると、その後の歯磨きを嫌がるようになってしまいます。

歯磨きが楽しいものだと思わせる工夫が必要です。楽しい話題で話ながら楽しく磨くのも1つの方法です。

また、おやつは回数や時間を決めて摂るようにし、食べたら磨く習慣をつけるようにしましょう。

 

親子で一緒に歯磨きをしよう

朝は何かしら忙しく、わずかな時間でも子供に目が行き届かないことがあります。

スキンシップや親子のコミュニケーションという点からも、一緒に歯磨きをする時間をとるように努めてほしいと思います。

 

歯科医院で定期的にチェックを。

年齢とともにお口の状態は変化しますから、お子さんのお口に合わせたケアが必要です。

そもためにも、年に2、3回は歯科医院でチェックしてもらいましょう。

家庭でのセルフケアとあわせて、健康な歯を守ってほしいと思います。

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美味しく食べたり、楽しく話したり、笑ったりできるのも健康な歯があってこそできることなんです。

 

 

 

 

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銀歯の下が、虫歯になっているかどうかを調べるには、どうしたらよいのでしょうか?

銀歯の下が虫歯になっているかどうかを調べる方法に

 

 

レントゲン撮影があります。

 

 

銀歯の下に存在する虫歯は意外に発見が遅くなり、しみる等の症状がでてから発見される事が多々あります。

 

 

違和感があったり、随分前に装着した銀歯が口の中にある方には注意が必要となります。

 

 

 

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⇧左上奥から2番目の歯に注目してください。

真っ白く写っているのが銀歯で、その下に歯が写っています。よくみると銀歯と歯の隙間に黒い影があるのがわかります。

これは、銀歯が合っていないのを示します。

 

 

銀歯をはずすと…

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⇧黒くなっている部分が虫歯です

 

 

 

 

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⇧虫歯を除去し、再度部分的な被せ物を被せていきます。

 

 

このように銀歯の下にある虫歯は発見されにくく、調べる方法としてレントゲン撮影があります。

放置して虫歯が大きくなる前に早めの処置をお勧めします。

 

 

 

 

 

 

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歯の根の治療後はどんな感じ?

歯の根の治療後には、数日にかけて違和感が残る可能性があります。

 

むし歯が進行していたため、神経がおかされてしまった。

 

あるいは、すでに神経をとったところに新たに感染が進んでしまったため、歯の根の治療を行っていきます。

 

特に感染している歯の根を治療した後には違和感が生じしやすくなります。

 

 

 

そこで、歯の根の治療後の注意事項として

1. 治療後は歯が浮いた感じがしたり、少し痛んだりする可能性がありますが、2〜3日で落ち着いてきます。痛みが長く続いたり、我慢できないくらいの激しい痛みがあるときは、ご連絡ください。

 

2. 抗生物質が処方されている時は、必ず最後まで飲みきってください。痛みが無いからといって、途中で飲むのをやめたりはしないで下さい。

 

3. お風呂に長く入ったり、お酒を飲んだりするのはやめましょう。

 

 

 

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歯周病はアルツハイマー病を悪化させる

2025年には全国で認知症を患う人の数は7oo万人を超えると予想され、国内外でさまざまな研究が進んでいます。

 

 

マウスの実験で、『歯周病はアルツハイマー病を悪化させる』ことが明らかになりました。

 

アルツハイマー病は、認知症のタイプの中でも最も患者数が多く、6割以上を占めています。

 

実験では人工的にアルツハイマー病にかからせたマウスを用意し、2つグループに分けて一方を歯周病菌に感染させ、「アルツハイマー病のみ」のグループと、「アルツハイマー病+歯周病」のグループをつくりました。

両グループのマウスにまず球と三角錐を見せ、うち一つを違う形のものに置き換えて反応を調べたところ、「アルツハイマー病のみ」のグループは新しく置いた物体へ頻繁に近づく行動を見せたのに対し、「アルツハイマー病+歯周病」のグループの反応は変わりませんでした。「歯周病を合併したことでさらに認知機能が低下し、最初に見た物体の形を忘れ、新しい物体に興味を示さなかった」と考えられます。

 

このことから、アルツハイマー病に歯周病を合併すると、さらに認知機能が低下すると考えられます。

 

 

 

 

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咬合治療

10月16日(日)に咬合療法研究会九州支部会・JACD共催特別企画講演会に参加してきました。
過去に筒井照子先生が開かれている咬合療法コースを受講しましたが、

咬合については何度も聞いて理解する必要があると考えています。

 

 

口の中の崩壊の原因として、重度のカリエスや歯周病の他に咬合の崩壊もあります。

 

 

咬合の崩壊を止めるためには、

力のコントロールを行う必要があります。

 

 

 

今回の講演で咬合治療の取り組み方、力のコントロールに対するアプローチなどをわかりやすく講演していただきました。

 

 

また1つ、咬合の問題が整理されました。

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歯周病と糖尿病

歯周病と糖尿病には密接な関わりがあることは明らかにされています。

 

歯周病の人は糖尿病を併発していることが多く

 

また、糖尿病患者は歯周病が重症化しやすいこともわかっています。
歯周病が悪化すると糖尿病も悪化する、それならば歯周病を治療すれば糖尿病が改善するのではないか…

 

それを明らかにした研究結果がいくつか発表されています。

 

 

歯周病と2型糖尿病を併発している患者に、歯周病の治療(スケーリング+歯周ポケットへ抗菌薬を注入)を実施し、治療前と後でHbA1c(血糖値の指標)を比較しました。

 

その結果、治療後にはHbA1cが明らかに改善していました。

 

また血糖値を下げるインスリン(ホルモンの1種)を作りにくくするTNF-α(腫瘍壊死因子)の血中濃度も減少していました。
このように歯周病をしっかり治療すれば、血糖コントロールを改善できます。
また、薬や食事などで血糖値が安定すれば歯周病の症状も良くなります。

 

 

糖尿病を治療中の方はすぐにでも歯周病の治療も始めましょう!

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Before

 

 

 

dsc_5716After

 

 

 

 

 

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歯の根の治療途中ですが、一年以上放置してしまい、治療途中だった根の部分まで虫歯になってしまいました。 こうなったらもう抜かなきゃいけないでしょうか?

細菌に感染した歯の根の治療には、ある程度の治療期間が必要になります。

そのため痛みがなくなると治療を中断される方がたまにいらっしゃいます。

 

 

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1年以上放置するとやはり虫歯は進行してしまいます。根の部分まで虫歯が進行してしまうと、保存も難しくなります。

 

 

上のレントゲン写真は、根の奥まで虫歯が進行しているため歯の保存が厳しい状態です。

 

 

しかし、虫歯の進行具合により保存も可能となります。

まだ浅い場合はしっかり根の先までしっかりバイ菌を取り除き、蓋をします。

その後、歯を挺出(歯を持ち上げる)させ歯を残すという流れです。

 

 

治療を放置した歯を治すにはさらに時間がかかるため早めの治療をお勧めします。

 

 

 

 

 

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歯は抜歯したほうがいいこともある

歯周病が進行してしまった歯を残しておくと、その歯を支えている歯槽骨だけでなく隣の歯や周辺の骨まで悪影響を及ぼします。

骨がかなり溶けて、すでに噛む機能を果たしていない歯を残していても何の役に立ちません。

無理に残しても、結局抜かざる得なくなるケースがほとんどで、かえって抜いた後の状態が悪くなって入れ歯を入れるのが難しくなったり、腫れや痛みが生じたりするなどの不快症状を繰り返す原因にもなります。

歯を残したいという患者さんの気持ちも理解できますが、必要があるから抜歯を決断する場合があります。

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⇧歯を支えてる歯槽骨の吸収が著しい状態です。

 

このまま歯を残すと手前の歯まで悪影響がでる恐れがあります。

 

 

 

 

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