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院長ブログ

下関市の歯医者・歯周病認定医【吉本歯科医院】

カテゴリ: 院長ブログ

歯がないと、思いっきり笑えない

笑うと、むし歯が見えてしまう。

笑うと、歯が抜けているのが分かってしまう。

恥ずかしい、見られたくない…

 

お口にトラブルがあると、人前で笑うことができなくなってしまう場合があります。

笑いたいときは、思いっきり笑いたいものです。

実は、笑うことは健康によいと言われています。笑うと、いつもより深く呼吸することに

なり、たくさんの酸素が取り入れられ、血液の循環をよくします。

全身に酸素や栄養が運ばれ、免疫力も上がるといわれているのです。

ところが困ったことに、いま成人のむし歯が増えているのです。

しかも、成人の80%以上が歯周病なのです。

大人の歯は二度と生えかわることはありません。

いつまでも、元気に笑える生活を送るためにも、歯の健康を守りましょう。

 

下関市の歯医者、歯周病認定医【吉本歯科医院】

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歯周病の人はインプラントできるんですか?

歯周病の人でもインプラントは可能です。

 

 

ただし、歯周病の治療をしっかり行った後で口の中が健康に保っているという

状態でないとインプラントを入れることは難しいです。

口の中に歯周病細菌が多く存在する中でインプラントをしてしまうと

インプラントの周りも細菌に侵され、インプラント周囲炎になってしまいます

そうなるとインプラント周りの歯肉から血や膿がでてくることになり

最悪、インプラントを抜去することになり兼ねます

 

 

 

また、歯周病の進行程度によりインプラントが可能か変わってきます。

インプラントを支える骨の高さや幅が十分でないと長期の安定は難しいです

手術にて骨を増やすことはできますが…

まずは歯周病の進行を抑えてからの診断によりますので歯科の受診をお勧めます。

 

 

歯周病を抑え、お口の中が健康に保っている状態ならインプラントをいれることはできます

ただし、歯周病にかかっている人は健康の方と比べインプラントの喪失の確率も高くなることを知っておく必要がありますし、

インプラント治療が終了しても定期検診などで注意深くお口のケアが必要です。

 

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日付:  カテゴリ:歯周病, 院長ブログ

柔らかい歯ブラシを教えて下さい。

柔らかい歯ブラシは色々ありますが、個人的にはシステマの44Mと

GCのルシェロをお勧めします。

今回はルシェロを紹介します

ルシェロ歯ブラシには色々な種類がありますが、

その中で柔らかい歯ブラシとしてB−20SピセラP−20Sピセラがあります

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この2種類の違いとしてB−20Sピセラは歯肉炎の方に適しています

10代の方・女性の方の要望を解決するために作られた歯ブラシで、

コンパクトなヘッド&ハンドルによる磨きやすさ、持ちやすさをあわせもっています。

 

 

 

もう一つのP−20Sピセラは歯周炎の方に適しています

特徴は長いテーパー毛と短いラウンド毛のハイブリッド段差植毛を採用

テーパー毛が歯間部やポケットを、ラウンド毛が歯面を刷掃することで、

効率的にプラークを除去できます

また、

毛丈が短いコンパクトヘッドでも毛の段差が2.5mmと大きいため、

テーパー毛が歯間やポケット内に入りやすい設計となっています。

 

2種類ともコンパクトで女性のための歯ブラシとされていますが、

男性でも使用できますし、歯を1本1本磨ける歯ブラシで、

自分も使っています。

柔らかい歯ブラシは歯周ポケットの中に入りこんでくれるので気持ちいいです

 

下関市の歯医者、歯周病認定医【吉本歯科医院】

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歯肉炎、歯周病などは絶対病院に行かないと治らないのですか?

歯肉炎であればしっかりご自身で口の中のケアできれば歯肉の炎症が治ります。

歯周病であればやはり歯科治療をおすすめします。どうしても歯科治療が嫌であるなら自身で徹底的にお掃除すれば、歯周病の進行は進みにくなります

しかし、自分で口の中をケアするのは限界がある場合があります。

 

 

 

そもそも、

歯肉炎とは歯ぐきまでの炎症で、骨の吸収は認められません。ですから歯周ポケットが深くても毎日の歯磨きをしっかりできれば歯ぐきは腫れは改善し、歯肉炎は治ります。

 

 

歯周病は歯ぐきの腫れもあり、歯を支えてる骨まで吸収している場合をいいます。

歯を支えてる骨の吸収により、歯ぐきの腫れが改善しても歯ぐきの高さの位置も下がってしまいます。

これは、歯が以前より長くなっているように感じる状態や歯と歯の間が空いてきた状態を想像してください。

こうなると、日常の歯磨きが一段と難しくなってしまいます。

さらに、この状態が前歯であればまだしも奥歯なら鏡でも見えづらく、磨きづらい…

これから考えると自分で口の中をケアするのは限界があると考えます。

定期的に歯医者でのクリーニングをおすすめします。

 

 

それでも…

歯医者は苦手でどうしようもない方は、まずは日頃の歯磨きをしっかりしましょう。1回の歯磨きで10分〜15分は最低行うことが望ましいです

毎日の歯磨きで歯周病の進行速度を抑えることができます。

 

 

 

自分は歯肉炎だから大丈夫と思っている方も、ちゃんと診断を受けたほうがいいと思います。歯肉炎から歯周病に移行している場合も多く、

歯周病の進行は痛みなどの症状もなく、いつの間にか歯がグラグラしてきたなどの症状がみられるのです。

 

 

 

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フッ素は強い味方

フッ素(フッ化物)には

歯質を強化

②歯から溶け出したミネラルの取り込み(再石灰化)を促進

③むし歯の原因菌(ミュータンス菌)の活動を抑える

この3つの働きが知られています。

こうしたフッ素の働きには、フッ素を口の中に残すことが肝心です。

最低でも年に2回程度かかりつけの歯科医院でフッ素塗布を受け、

普段はフッ素が配合されたハミガキを使うなど、

『プロフェッショナルケアのフッ素』『セルフケアのフッ素』の併用が効果的です

 

特に、唾液の分泌が減少しやすい寝ている間こそフッ素の働きが重要です。

おやすみ前にフッ素配合のハミガキを使い、すすぐ回数や水量を少なくすると、

フッ素が口の中に残りやすくなります。

 

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認知症や寝たきりの予防にも

認知症や寝たきりの予防にも歯と口の健康維持が大切です。

 

歯の数が減るに連れて食べ物が食べににくなります。

例えば奥歯が無くなると野菜などの繊維質を食べる量が減り

大腸がんのリスクが高くなります。

十分に噛むことができなくなると栄養を摂ることができなくなり

全身の虚弱(フレイル)を招き、認知症のリスクも高くなります

奥歯がなくなると転倒のリスクも高くなります。

高齢者の転倒による骨折は寝たきりの原因の1つです

超高齢社会の大きな課題である認知症と寝たきりは

歯と口を健康に保つことと、うしなった歯を歯科治療で補うことにより

予防することができるのです。 健康のためにも歯のケアが重要です。

 

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口臭を防ぎたい

口臭とは、『吐く息に異常が見られ、不快なにおいのあること』と定義づけられます。

じつは、口臭の80%以上が口のなかに原因があるといわれています。

むし歯しかり、歯周病しかりです。

 

それから、副鼻腔炎(蓄膿症)など鼻の疾患がある場合にも、口臭が発生します。
呼吸器に異常がある場合の口臭は腐肉臭
消化器に異常がある場合は腐卵臭などと呼ばれています。

 

次に、食べ物による口臭です。においの強い食べ物や飲み物、にんにく、たくあん、にら、ねぎ、酒、コーヒーなどをとった時、また、喫煙の後に口臭が残る場合が多いようです。
このように、一口に息がにおうといっても、その発生源は口のなかだけとは限りませんから、それが全身的なものか口のなかのものかを探る必要があります。

 

それをみわける簡単な方法は、

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気になる口臭を防ぐには、メンソールやペパーミント、スペアミントなどといった強い香料で口臭を覆い隠す洗口剤があります。

これによって約2時間ほどは口臭が抑えられますから、エチケットとしてはかなり効果的だといえるでしょう。

 

そしてもちろん、歯ブラシで歯を1本ずつ丁寧に磨いてプラークを除去することが口臭予防にとっても大切です。
また、意外に知られていないのが舌の汚れです。
舌に汚れ(舌苔)がたまると口臭の原因になりますので、除去器具を使って舌表面の汚れをこすり取るようにしてください。

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JACD夏の例会

JACD, 咬合療法研究会九州支部合同例会が昨日開催されました。

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発表の機会をいただき、貴重な経験をしました

発表の順番は1番最初のため余計に緊張しましたが、何とかうまくできたかと思います

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多くの先生方からアドバイスをいただき

いい刺激を受けてきました

モチベーション保ったまま今日も診療しています

 

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プローブ検査

『歯周病の検査をします』と歯ぐきをチクチクされるあの検査

なんで毎回するのだろう?と思っていませんか?

歯周病を発見し進行状態をチェックし治療するために

じつは、一番大切な検査なのです
プローブって?
歯と歯ぐきの溝、ポケットの深さを測る器具です

FullSizeRender↑プローブに目盛りがついています

 

 

プローブ検査でなにがわかる?
・歯周ポケットの深さと、歯周病の進行の程度がわかる
・出血により炎症の有無がわかる
・プラークの付着の程度がわかる(磨き残しの確認)
歯石の有無
骨欠損状態(骨がどれだけ溶けて失われているか)がわかる
・歯根が折れていないかがわかる

 

 

検査の結果、ポケットが1〜3ミリ程度なら、細菌が棲みにくい環境です。
しかし、4ミリ以上になるとプラーク(細菌のかたまり)が溜まりやすく、さらに歯ブラシの毛先が届かないため、常に汚れた状態になってしまい治療が必要です。

 

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↑プローブをポケットに入れます

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↑もう一つのプローブの先端がどの位置にあるか確認

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⇨ポケットの深さを表しています。この部位のポケットは7mmとなります

 

 

当医院では、なるべくチクチクした痛みを抑えながら検査を行っています。
それでも、皆さんはいい顔をしませんよね!?
しかし、歯周病の進行状態を知るための大切な検査となりますのでご理解下さい。

 

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寝る子は育つ。噛む子も育つ。

何でも噛める健康な歯は、子供の発育に、とっても大切なことです。

寝る子は育つといいます。これは成長に重要なホルモンが、昼間よりも夜寝ている間に多く分泌されるからです。

噛むことも、お子さんの成長に大きく関係しています。

たとえば、よく噛んで食べると満腹中枢が刺激され、食べ過ぎを防いで肥満の予防にもなります。

噛むことは、他にも多くの効果があることが知られています。

唾液がたくさん分泌されて、お口の中をきれいにし、この唾液の働きがむし歯を防ぐことにつながります。

また、噛むことで脳細胞の働きを活発にします。

 

そこで大切なのが、何でも噛める健康な歯。毎日の歯磨きが欠かせません。

毎食後の歯磨きを習慣にしましょう。

また、お子さんの仕上げ磨きをしてあげてください。

 

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