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虫歯

下関市の歯医者・歯周病認定医【吉本歯科医院】

カテゴリ: 虫歯

虫歯のリスク

過去に治療した詰め物や、被せ物のまわりから発生する虫歯を『2次齲蝕(虫歯)』と言います。治療が終わったからといって安心できません。詰め物や被せ物のまわりにはプラーク(歯垢)が付き、そのまま放置する事により再度虫歯になってしまうのです。

 

 

 

 

 

 

また、歯の根面に発生する虫歯を『根面齲蝕』と言います。これは歯周病や歳をとることにより、歯茎が痩せていき退縮することで歯の根元が露出し、そこに虫歯ができてしまうのです。根面はエナメル質に比べ、軟かくて弱いため虫歯になりやすい部位となりますのでより一層注意が必要です。

 

 

 

 

このように虫歯リスクは一生つきまとうのです。しかも虫歯だけでなく年齢とともに歯周病になるリスクも増えていきます。

虫歯と歯周病の主な原因はプラーク(歯垢)です。毎日のブラッシングでしっかり除去できているかが重要となります。

詰め物や被せ物のまわりを丁寧に磨くこと。また、根面齲蝕を防ぐには歯と歯茎の境目に歯ブラシの毛先をしっかり当てて磨くことが大切です。

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⇧根面齲蝕のイメージ図を示します。

このイメージ図では歯周病で歯肉も退縮しつつ炎症も認めます。

 

 

 

 

 

 

 

 

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⇧左の写真は治療前になり、過去に治療した詰め物が不適合になり表面から齲蝕になっています。右の写真が治療後で歯肉の改善も認められます。ここからちゃんと維持するためにも日々のブラッシングが大切です。虫歯のリスクを軽減するためにも定期的な検診をオススメします。

 

 

 

 

 

 

 

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虫歯を治そう まずは予防から

今、成人の9割の人が虫歯を経験しています。将来、いつまでもご自身の歯で美味しく物を食べれるように若いうちから虫歯予防に取り組むことが重要です。

虫歯の予防の基本は歯垢をきちんと取り除くこと!虫歯とは、口の中にいる原因菌(ミュータンス菌)が糖分をエサにして作り出した酸が歯の成分を溶かした状態のことです。虫歯の予防のために大切なことは、糖分が口の中にある時間を短くすること、また虫歯の原因菌のかたまりであるプラーク(歯垢)を十分に除去することになります。

 

 

 

 

 

不規則な食生活と間食により、口の中は糖がある時間が長くなると虫歯になるリスクも高くなります。まして近年、日本人の顎が小さくなってきているため歯並びが悪い方が増えていることもあり、歯並びが悪い部位には歯ブラシが上手く届かず、歯垢が残ってしまいがちです。

 

 

 

 

 

歯垢は細菌が作り出すネバネバ成分によって歯に付着しています。うがいだけでは落ちないので歯ブラによるブラッシングが必要となります。特に奥歯の噛み合わせる面や、歯と歯の間に汚れが残りやすいため、デンタルフロス(糸ようじ)や歯間ブラシを使うと良いと思います。

海外に比べるとこれらの補助用具を使う方が少ないのですが、ぜひ活用していただきたいものです

IMG_3388⇧デンタルフロス(左)、歯間ブラシ(右)

歯間ブラシには様々なサイズがありますので、歯間の大きさにあったサイズを選ぶことをオススメします。

 

 

 

 

 

虫歯は痛みによって仕事や睡眠に支障をきたすだけでなく、口臭が人とのコミュニケーションに影響しますし、食事の制約など、QOL(生活の質)の低下にもつながります。

虫歯ができてしまった場合には治療が必要となります。今回は奥歯の虫歯に対する処置を紹介します。

ブログ用症例取り出し.001⇧奥歯に小さい虫歯があり、コンポジットレジン(白いプラスチック)による治療を行いました。この方法であれば少しでもご自身の歯を削らなく済みます。

 

 

 

 

 

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⇧奥歯2本を治療しています。これ以上大きな虫歯になると部分的な被せ物になってしまうので、保険治療になると銀歯になる可能性があります。

痛みが出ないうちに治療を行うことが大切になりまし、虫歯予防のためにも定期的な検診をオススメします。

 

 

 

 

 

 

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歯と歯の間に虫歯はできやすい 

虫歯の原因はプラークです、しっかり取り除いていますか?

歯磨き後は歯磨き粉の爽快感から口の中はサッパリしています、そのせいか歯も磨けていると思いがちです。でも実際は磨けていない部位が多いのです。どんなに磨いてもプラークが残っていたら磨けたことにはなりません。プラークを取り除くことが大切です。

 

 

 

 

毎日の歯磨きで1本1本の歯を丁寧に磨くことが重要になります。軽い力で小刻みに歯ブラシを動かします。歯と歯の間、歯と歯茎の境目、奥歯の噛み合わせ面は磨き残しが多いとされています。

 

 

 

 

 

特に歯と歯の間は虫歯になりやすく、放置しておくと隣の歯にも虫歯になりますから厄介となります。予防としてはデンタルフロスを使用することです。

残念ながら歯の間に虫歯ができてしまったら治療としては、小さい虫歯であればコンポジットレジン修復を行うことができます。コンポジットレジンとは白いプラスチックで見た目も銀歯よりは見た目が良くできます。

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⇧小臼歯部に虫歯があります

 

 

 

 

 

 

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⇧麻酔した状態で虫歯を除去していきます。

 

 

 

 

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⇧虫歯を除去した後に、器具を使い隣の歯と詰め物が接着しないようにして充填していきます

 

 

 

 

 

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⇧術後になります。

このように小さい虫歯であれば白いプラスチックで部分的に被せることができます。大きく虫歯が進行してしまうと銀歯になってしまう可能性がありますので早期発見早期治療を進めます。

 

 

 

 

 

 

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子供のむし歯予防

子供のむし歯予防 セルフチェックリスト

 

・冷たい水や熱いものにしみることがある

・歯に穴が開いているところがある

・歯に白っぽいところや黒くなっているところがある

・ジュースやスポーツドリンクをよく飲む

・テレビを見ながらダラダラとおやつを食べてしまう

・甘いものが大好きである

・食事をした後、すぐに歯磨きをしない

・歯磨きの回数が1日3回より少ない

・寝る前の歯磨きを忘れてしまうことがある

・「仕上げみがき」をしてもらっていない

 

 

 

 

チェックが多いほど、むし歯の発生する可能性が高くなります。

そこでむし歯を予防する方法として5つの項目があります

 

 

 

 

 

 

むし歯予防の5つの鍵

①食べた後と寝る前に、必ず歯磨きをすること

②規則正しい生活。食事やおやつは時間を決めて食べること。ダラダラ食べない

③甘いものばかり食べない。そして、牛乳やチーズ、小魚などカルシウムが多くて歯に良いものを食べること

よく噛んで食べること。しっかり噛むことは、むし歯予防だけでなく食べすぎの予防や脳の発達にも繋がります

定期的に歯科受診して、口の中をチェックしてもらうこと。その時に、自分に合った歯の磨き方を教えてもらう

 

 

 

 

 

また、むし歯を予防する歯磨きの方法は

⑴まずは歯ブラシのもち方から

歯ブラシは、鉛筆を持つように。こうすることで歯ブラシを歯にきちんと当てられる

 

 

 

⑵歯の磨き方

・歯の表面は毛先を直角にあてて磨く

・歯と歯肉の境目は、歯ブラシの毛先を45度くらいにして当てて磨く

・奥歯の噛む面は、歯の溝に歯ブラシの毛先を当てて磨く

・磨きにくいところは、歯ブラシを縦にして磨く(縦磨き)

 

 

 

 

子供の頃からしっかりとした歯磨きを習慣づける事が大切です

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⇧大人の歯が生えかわる混合歯列期の口腔内写真

むし歯なしで大人の歯が生えてくることが望ましいです

 

 

 

 

 

 

 

 

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お母さんのむし歯菌が赤ちゃんにうつる

歯の悪いお母さんのお子さまには、歯の悪い子が多いと言われています。

離乳食を始めた時から、食べ物をお母さんの口で噛み砕いたり、冷ましたりして赤ちゃんに与えていませんか!?

 

 

 

 

お母さんのむし歯菌がスプーンを介して赤ちゃんの口に入ってしまうのです。赤ちゃんはむし歯菌など持たないで生まれてきます、そうして真っさらな歯が生えだしたら、お母さんからむし歯菌が感染してしまう。

 

 

 

お母さんになりたての方は、まず自分の歯をチェックしてみてください。

むし歯菌に侵されてない健康な歯で元気な子育てをしましょう。

 

 

 

 

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乳歯の生え替わりの時期は虫歯になりやすい

乳歯から永久歯への生え替わりの時期を、みにくいアヒルの子の時期と言われています。

 

 

 

6歳頃から乳歯が抜けたり永久歯が生えてきたりして、口の中が凸凹の状態になります。

 

 

 

また、生えてくる永久歯のスペースを確保するために、顎が成長して歯と歯の間にスペースができます。

 

 

 

こうした凸凹した歯並びや、歯と歯の間のスペースに虫歯の原因である

 

 

 

プラーク(歯垢)が溜まりやすくなります。

 

 

 

虫歯の予防のために、お口の状態に合わせた歯磨きが必要となります。

 

 

 

 

『乳歯が虫歯になっても、どうせ永久歯が生えてくるから』と思っていませんか?

 

 

 

 

ところが、乳歯をひどい虫歯にしてしまうと歯の根っこが残ってしまいます。

 

 

 

 

そのために永久歯は歯の根っこをよけて生えてくることになり、歯並びを悪くなる可能性があります。

 

 

 

生え変わってくる永久歯のためにも、虫歯予防は乳歯のうちからしっかりしておく必要があります。

 

 

 

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虫歯の原因菌

お口の中には様々な細菌がいます。
その中でも虫歯の原因となるのは、主にミュータンス菌です。
ミュータンス菌は細菌のかたまりの歯垢(プラーク)の中に存在しています。

 

 

 

ミュータンス菌は食べ物に含まれる糖質を栄養として生活し、どんどん増えていきます。
その時に、ネバネバした物質を作り出して歯の表面に付着し、
また同時に酸を作り出して歯を溶かしてしまうのです。
これが虫歯の始まりです。
酸が歯の表面のカルシウムやリンなどのミネラルを溶かす(脱灰)と、すりガラスのように白っぽく濁って見えます。

 

 

 

 

この状態を初期虫歯といいますが、

この段階なら唾液に含まれるミネラルが歯に戻る『再石灰化』を促進することで、

元の健康な歯に戻すことも可能となります。

 

 

 

 

フッ素入り(フッ化物配合)の歯磨き粉は、歯の再石灰化を促進し、歯質を強化するのに有効ですのでオススメします。

 

 

 

日頃の歯磨きで虫歯の予防を心がけましょう。

 

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銀歯の下が、虫歯になっているかどうかを調べるには、どうしたらよいのでしょうか?

銀歯の下が虫歯になっているかどうかを調べる方法に

 

 

レントゲン撮影があります。

 

 

銀歯の下に存在する虫歯は意外に発見が遅くなり、しみる等の症状がでてから発見される事が多々あります。

 

 

違和感があったり、随分前に装着した銀歯が口の中にある方には注意が必要となります。

 

 

 

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⇧左上奥から2番目の歯に注目してください。

真っ白く写っているのが銀歯で、その下に歯が写っています。よくみると銀歯と歯の隙間に黒い影があるのがわかります。

これは、銀歯が合っていないのを示します。

 

 

銀歯をはずすと…

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⇧黒くなっている部分が虫歯です

 

 

 

 

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⇧虫歯を除去し、再度部分的な被せ物を被せていきます。

 

 

このように銀歯の下にある虫歯は発見されにくく、調べる方法としてレントゲン撮影があります。

放置して虫歯が大きくなる前に早めの処置をお勧めします。

 

 

 

 

 

 

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