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院長ブログ

下関市の歯医者・歯周病認定医【吉本歯科医院】

カテゴリ: 院長ブログ

症例4 前歯部にエムドゲインを併用した歯周組織再生療法

43歳の男性

右上の歯茎がよく出血し、腫れるとのことで来院されました。

前の歯科医院で右下の奥歯を抜歯して、これ以上歯を失いくないと希望されました。

 

 

 

右上の前歯に歯根の半分までに及ぶ骨吸収が認められました。

このまま治療しないと歯を失う可能性があります。そこでエムドゲインを用いた歯周組織再生療法を行うこととしました。

 

 

 

 

術後の写真です。

徹底的にデブライドメントした後にエムドゲインを塗布し縫合しました。

 

 

 

 

 

 

術後3週間では歯肉退縮が生じています。術前から骨がないため陥没している状態でした。

 

 

 

 

 

 

しかし、術後1年6ヶ月では歯肉のボリュームが得られれいます。

 

 

 

 

 

術前から術後経過を示したレントゲンです。

骨が再生していて安定していることがわかります。

 

この方は噛み合わせの問題があるため夜間にマウスピースを使用してもらっています。

炎症のコントロールと力のコントロールが重要になります。

 

 

 

 

 

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症例3 前歯部セラミック治療

55歳 女性

前歯部の変色が気になるとのことで来院されました。

 

 

 

 

左上の前歯は神経が失っているため変色を認めました。

また歯の捻転も認め、左右非対称となっています。

今回は歯列矯正ではなく、補綴的審美回復を試みました。

 

 

 

 

虫歯を除去し、根管治療を行いファイバーコアにて支台築造を行っております。その後、支台歯を形成、印象を行いました。

 

 

 

 

術後の口腔内写真です。

治療期間:今回の症例では虫歯の治療と仮歯を作製で1回来院。根管治療で4回来院。形成調整から印象までで数回必要となりました。どうしても歯茎との調和などで調整が必要となります。

 

治療費:補綴物 ファイバーコア ¥11,000

ジルコニアボンド ¥110, 000

 

リスク:1歯から数本まで補綴できますが、状況次第で歯列矯正する可能性があります。

 

 

 

⬇️術前、術後の比較です。

 

 

 

ご本人は歯の形態、色調に大変満足されてました。セラミックを使うことで歯に透明感を表現できるため自然な色が得られました。

 

前歯部にお悩みになっている方はお気軽にご相談ください。

 

 

 

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症例2 インビザライン によるマウスピース歯列矯正

23歳、男性

 

歯並びが気になるとのことで来院されました。

 

 

 

 

従来のワイヤー矯正ではなく、インビザライン を用いたマウスピース歯列矯正を行うことになりました。

インビザライン 治療の流れは

まず、治療計画を作成するために、口腔内写真、歯列模型を作るための型取り、レントゲン及びデンタルスキャンをとります。

(invisalignより引用)

当院では口腔内スキャナを使用しております。その特徴は下記の通りです。

 

 ■型取りが不要により不快感/嘔吐反射の軽減 誤嚥の防止
 ■印象採得の時間より時間短縮
 ■即時チェック
 ■その場で簡単なシミュレーション可能
 ■治療後のイメージを患者さんに提供できる

 

そのスキャンデータをもとにカスタマイズされたアライナー(マウスピース装置)が出来上がります。

 

 

 

矯正中、歯の表面にはアタッチメントと呼ばれる凸面がつきます。しかし、白いレジン(プラスチック)ですので目立ちません。装置自体もよく見ないと装着しているか分からないレベルです。

 

 

 

 

⬇️術前、術後の比較です

治療期間:今回の症例では約1年。月に1、2回の調整来院。

治療費:¥770、000  月々調整料¥3、300

矯正後の保定装置代¥33、000

リスク:マウスピースを自分で取り外せるので、使わないと矯正治療が進みません。1日約22時間装着が必要です。

 

 

 

 

ご本人は歯列矯正中も装置が目立たなく、見た目によるストレスが軽減され大変満足されてました。

マウスピースによる歯列矯正、気になる方はお気軽にご相談ください。

 

 

 

 

 

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症例1 エムドゲインを併用した歯周組織再生療法

 

33歳 男性

他院で矯正治療後に奥歯の周りに骨がないということを気にして来院された患者さんです。

 

 

 

CTを撮影したところ、大きく骨の欠損が認められます。

 

 

欠損した骨の部位に対して歯周組織再生療法を行うことになりました。

 

 

 

術中の写真でわかるように、やはり大きく骨の欠損が認められました。

 

 

 

今回、エムドゲインを使用することとしました。

(Straumannより引用)

 

 

術式は以下の通りです。

麻酔を行うので痛みはほとんど無く、所要時間は約90分で終えました。

治療期間:当日手術1〜2時間。1週間後に抜糸。1ヶ月程で歯肉は安定しますが、再生しているかの評価を6〜8ヶ月後に行います。

治療費:55,000円〜

リスク:術後疼痛、腫脹、出血などの可能性があります。

 

 

 

術前と術後の比較です。

 

失った骨の高さは回復してきており、違和感もなくなりご本人も大変満足しております。

 

歯周病が進行してしまうと歯周組織再生療法が必要になる可能性があります、気になる方はお気軽にご相談ください。

 

 

 

 

 

 

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低濃度オゾン併用の空気清浄機を導入

当院では新型コロナウイルス感染予防対策として、低濃度オゾン併用の空気清浄機を導入しました。

 

比較的閉ざされた室内空間に浮遊するウイルス、細菌などを安全に除去できます。
また、人が触った部分に付着した有害粒子も分解し、人々を感染リスク、空気リスクから守ります。

 

一般的にフィルターを使用した受動型の空気清浄機では、
最近家カビや悪臭を完全に除去することが不可能で、フィルターが菌やカビの温床になってしまう危険すらありますが、レスパーのNCCセルを通過して生まれた微粒子イオンは、微細な有害粒子に直接アタックし、根本原因を分解します。

 

そして空間の隅々まで効果が行き渡るとともに、ドアノブや椅子など、人が直接触れる部分の表面も浄化する事ができるので、医院内を清潔に保ち、患者様に安心してお過ごし頂けます。

 

 

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講習会参加のお知らせ

副院長の講習会参加のため、下記の日程は院長のみの診療とさせていただきます。

 

 

2019年

5月20日(月)〜5月27日(月)

 

皆様には大変ご迷惑をおかけいたしますが,ご理解のほど宜しくお願い致します。

 

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GW休診日のお知らせ 2019

今年のゴールデンウィーク中の休診日のお知らせです。

 

GW休診日:4月28日(日)〜5月6日(月)

 

 

 

ご迷惑をおかけいたしますが、ご理解のほど宜しくお願い致します。

なお、5月7日(火)から通常どおり診療いたします。

 

 

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虫歯のリスク

過去に治療した詰め物や、被せ物のまわりから発生する虫歯を『2次齲蝕(虫歯)』と言います。治療が終わったからといって安心できません。詰め物や被せ物のまわりにはプラーク(歯垢)が付き、そのまま放置する事により再度虫歯になってしまうのです。

 

 

 

 

 

 

また、歯の根面に発生する虫歯を『根面齲蝕』と言います。これは歯周病や歳をとることにより、歯茎が痩せていき退縮することで歯の根元が露出し、そこに虫歯ができてしまうのです。根面はエナメル質に比べ、軟かくて弱いため虫歯になりやすい部位となりますのでより一層注意が必要です。

 

 

 

 

このように虫歯リスクは一生つきまとうのです。しかも虫歯だけでなく年齢とともに歯周病になるリスクも増えていきます。

虫歯と歯周病の主な原因はプラーク(歯垢)です。毎日のブラッシングでしっかり除去できているかが重要となります。

詰め物や被せ物のまわりを丁寧に磨くこと。また、根面齲蝕を防ぐには歯と歯茎の境目に歯ブラシの毛先をしっかり当てて磨くことが大切です。

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⇧根面齲蝕のイメージ図を示します。

このイメージ図では歯周病で歯肉も退縮しつつ炎症も認めます。

 

 

 

 

 

 

 

 

ブログ用症例取り出し.001

⇧左の写真は治療前になり、過去に治療した詰め物が不適合になり表面から齲蝕になっています。右の写真が治療後で歯肉の改善も認められます。ここからちゃんと維持するためにも日々のブラッシングが大切です。虫歯のリスクを軽減するためにも定期的な検診をオススメします。

 

 

 

 

 

 

 

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歯の着色が気になる方に ルシェロホワイト

歯の着色が気になる方にはルシェロホワイトをおすすめします。

 

 

4つの力で歯を白く

①弱アルカリ性で汚れをうかす

『ルシェロ歯磨きペースト ホワイト』は弱アルカリ性で、歯の表面に付着したステインを落としやすくします。

 

②歯より優しいLime粒子で汚れを落とす

歯質より軟らかくキメ細やかなLime粒子(清掃剤)を配合。高濃度に配合したLime粒子とブラッシングで落としにくいステインを除去します。

 

③PEG400で『ヤニ』を落とす

薬用成分『ポリエチレングリコール(PEG)400』が、タバコのヤニを溶解除去します

 

④フッ素が再石灰化を促進

薬用成分『モノフルオロリン酸ナトリウム(フッ素)』950ppmが歯質の再石灰化を促進し、虫歯の発生と進行を予防します。

(GC ホームページから引用)

 

 

 

 

 

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今ならキャンペーン中でトラベルポーチ付きも数量限定で販売しております。

着色が気になる方は、ぜひ購入して使ってみてください。

 

 

 

 

 

 

 

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歯周ポケットケアを心がけましょう

歯垢(プラーク)は細菌を含む塊で、その中に存在する歯周病原細菌が歯周病を引き起こす直接の原因となります。歯周病原細菌は酸素を嫌う細菌のため、歯と歯茎の隙間にある歯周ポケットに入り込み増殖します。

歯垢が残ったままの状態を放置しておくと炎症は進行し、歯周ポケットはさらに深くなります。よって歯周ポケットの中の歯垢を毎日きちんと取り除くことが重要になってきます。

 

 

 

 

 

 

繰り返し言いますが、歯周ポケットケアが歯周病予防のカギになります。毎日の歯磨きで大切なことは『歯周ポケット』を意識し、歯ブラシの毛先で歯垢(プラーク)を外にかき出すイメージで優しく磨きます。そのとき歯周ポケットの奥まで細かく磨くことを心がけると良いです。

 

 

 

 

 

歯肉炎であれば、歯磨きだけでも改善することがあります。『歯周ポケット』の歯垢を毎日きちんと取り除くことで、健康な歯ぐきを取り戻せますので今日からしっかりと歯磨きを心がけましょう。

歯磨きの方法は、歯と歯茎の境目に歯ブラシの毛先を45度の角度であてます。この時、力を入れすぎず小刻みに1本ずつ磨きます。また、歯ブラシは歯周ポケットの中をかき出せるよう、毛先が細く柔らかいタイプを選ぶようにしてください。当院では、『GC ルシェロ P−20S ピセラ』をオススメしています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

歯と口の健康は、食べる、しゃべるなどの生活を支えるものであり、毎日の生活に影響されます。日本人の成人全体の8割の人が歯周病にかかっている身近な病気を克服し、健康な生活を送りましょう。そのためにも歯周病をきちんと知り、ケアしていく必要があります。

定期的な検診を行いましょう

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