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院長ブログ

下関市の歯医者・歯周病認定医【吉本歯科医院】

カテゴリ: 院長ブログ

部分矯正 前歯

前歯が前に出ていて気になる方は少なくはありません

 

 

 

 

前歯の歯並びを審美的になおす方法の1つに部分矯正があります。

 

 

 

 

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⇧2つの症例とも、上の前歯が突出しています

部分矯正を行い改善しました。

 

 

 

 

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部分矯正にて約6ヶ月かけ改善しました

 

 

 

 

 

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矯正は期間が長くかかってしまうというイメージがあると思います。

 

 

 

 

 

しかし部分矯正は約6ヶ月で行う場合が多く、ちょっとした歯並びの改善を行います。

 

 

 

 

 

当然、適応外の歯並びもありますので一度診断が必要となります。

 

 

 

 

 

 

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第60回春季日本歯周病学会 in福岡

先週末に福岡にて日本歯周病学会が開催され、参加してきました 。

 

 

 

 

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今回の学会では歯周治療に関わる歯周外科において、『効率的なフラップマネージメント』をテーマにした講演もあり

 

 

 

 

明日からの臨床に活用できる内容で興味深く、非常に参考になりました。

 

 

 

 

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侵襲性歯周炎

まだまだ不明な部分も多い侵襲性歯周炎、数々の研究によって明らかにされてきています。

 

 

 

臨床症状として

急速な歯周組織の破壊がある

・プラークの蓄積量と疾患の重症度とは無関係

家族内集積性(特定の家族内・家系内に高頻度で発症)

・歯周炎に伴う全身疾患は認められない

・歯周組織の炎症は軽度(歯肉の腫脹、ポケットからの出血は乏しい)

10歳から30歳代で発症(30歳以降の発症はまれ)

 

 

 

さらに、全顎に症状がでる広汎性と、前歯と第一大臼歯にのみ垂直性骨吸収が見られる限局性があります。

 

 

 

 

限局性侵襲性歯肉炎では、発症して骨吸収が急速に進んだ後、治療を受けたわけでもないのにある時突然進行が止まってしまうことが少なくないことが知られています

 

 

 

成長と共に起こる体の変化がこの疾患に関係しているのだろうと考えられていますが、理由はわかっていません。

 

 

 

プラークの付着が少ないため見た目は大したことのないと感じますが、プロービング(歯周組織検査)を行うと驚くほど深いポケットが認められます。

 

 

 

⇩この患者さんは20代の頃から歯肉の退縮に悩まされてました

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⇩治療を始めて8年経った時の口の中の写真です。歯を1本だけ失いましたが、歯周基本治療により良好な状態を保っています

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親知らず 抜歯

親知らずの存在により手前の歯がムシ歯になったり、

 

 

 

親知らずの周りの歯ぐきが腫れるという智歯周囲炎が起こります。

 

 

 

痛みは一時的なものも多く、痛みが消えると放置する方がほとんどです。

 

 

 

歯を抜くのはやはり避けたいですよね…

 

 

 

しかし、痛みが繰り返し起こるのであれば親知らずを抜歯することをお勧めします。

 

 

 

手前の歯が大きくムシ歯になるリスクもありますし、その歯の治療も治療期間が長くなり大変になってきます。

 

 

 

腫れがない(感染がない)時は抜歯後の腫れや術後の痛みも出にくいです。

 

 

 

症例①

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⇧右下の親知らずを抜歯しました

 

 

 

 

症例②

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⇧左下の親知らず

両方とも半分以上は歯ぐきに埋まった状態でした。

 

 

 

 

 

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歯周形成手術

歯周病が進行したり治療を受けることにより

・歯肉が下がった、あるいは歯肉が痩せて歯が長く見える

・歯の被せ物と歯肉の境い目が見えてきになる

・歯茎が左右対称ではなく形が悪い

歯と歯の間が大きくなってきている など

見た目に支障をきたすことがあります。

 

 

歯周形成手術では、こうした歯肉の見た目を手術で改善します

 

 

見た目の悪さが患者さんの精神状態に大きな影響を及ぼしているケースもあります。

 

 

また、歯肉を整えることでブラッシングがしやすくなるという効果も期待できます。

 

 

 

健康な歯の周りには角化歯肉という硬い歯肉があります。

それを失っていく、あるいは薄い歯肉になるとブラッシング時にチクチクした痛みが生じたり上手くブラッシングを行えません。

快適にブラッシングができない等の時には遊離歯肉移植術を行う場合があります。

 

 

局所麻酔をして、口蓋(上顎歯肉の裏側)から切除した歯肉を角化歯肉を失った部位に移植する手術です。

 

 

ただし、口蓋の歯肉が薄い人は適応できない場合もあります。興味がある方は声をかけてください。

 

 

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⇧歯とインプラントの周りに白っぽい歯肉が角化歯肉です。術後(右の写真)、歯肉が増えているのがわかります。

 

 

 

 

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口腔がん セルフチェック

口の中の粘膜にできるがん口腔がんと言います。

 

 

 

早期に発見できれば、他のがんと同じように適切な治療で治すことができる場合が非常に多く、ほとんど支障も残らないという報告もあります。

 

 

 

まずは自宅にて定期的なセルフチェックを行ってください。

・口の中の粘膜が赤くなっている部分がある

・口の中の粘膜が白くなっている部分がある

・口の中にしこり腫れなど肥大した部分がある

・口内炎が2週間たっても治らない部分がある

・口の中から出血がある

・入れ歯が痛みや腫れで合わなくなったり、違和感がある

原因不明の歯のぐらつきが続いている

・抜歯後なかなか治らない状態が続く

・頬や舌が動かしづらい

しゃべりづらい

・口の中に痛い部分がある

・首の周りのリンパ節が腫れている

・片方だけの鼻づまりがある

 

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⇧このように粘膜が白くなっている など

 

 

 

 

 

口腔がんを早期に発見することが大切です。

 

 

 

 

 

セルフチェックで異変に気付いたらすぐに歯科医師・歯科衛生士に相談しましょう。

 

 

 

 

 

 

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エムドゲイン(歯周組織再生療法)

歯周組織再生療法の一つとしてエムドゲインを用いた方法があります。

 

 

エムドゲインは生後約6ヶ月齢の幼若ブタの歯胚からエナメルマトリックスタンパク質を含むタンパク質分画を精製し、製品化されたものです。

 

 

様々な研究結果から、

①上皮細胞の増殖抑制と細胞接着促進

②歯肉繊維芽細胞の増殖促進

③セメント芽細胞の増殖促進

④骨芽細胞の増殖促進

などの作用があることが明らかにされています。

 

 

 

 

このように、歯周病に罹患した歯の周りの骨を再生する一つの方法にエムドゲインがあります。

 

 

 

しかし、すべての歯周病の方に適してるわけではありません。

 

 

 

 

エムドゲインの適応症は

①歯周ポケットの深さが6mm以上

②エックス線写真にて骨欠損の深さが4mm以上

③骨欠損幅が2mm以上

④根面と骨壁の角度が25°以下

 

 

 

と、内容が難しくなってしまいましたが、エムドゲインをする前には精密な検査が必要になります。

気になる方は一度歯科受診をお勧めします。

 

 

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若手会症例発表 2015.08.25.079

⇧エムドゲインを用いた症例

 

 

 

 

 

 

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子供の歯並びとあごの成長

歯並びが悪くなる原因の多くは6才までのあごの成長不足です。

 

 

 

永久歯が生えてくる6才までにあごの成長が不足していると、歯が生えてくる場所が足りなくなります。

 

 

 

もし、あごの成長が足りないまま歯が生えてしまうとガタガタな歯並びとなってしまいます

 

 

 

正しい成長に追いつくように治療してあげる必要があります

 

 

 

 

アゴを成長させるためには発育刺激が必要となります。つまり咬むことです

 

 

 

咬むことが重要となりますので正しい食生活をしなくてはいけません。

 

 

①正しい姿勢で食事をとる

足を床につけれる机と椅子にしたり、床に座る場合は正座で食事をとりましょう。

 

②食材を選ぶ

よく噛むために繊維質を多くし、煮込みすぎない。

 

③食卓から水やお茶をなくす

水分を取りながら食べるとよく咬まずに流し込んでしまいます。

 

④15分以上かけてリズミカルに咬む

早食いや、TVを見ながらダラダラ食べない。

 

⑤前歯でかぶりつきましょう

食材を細かく切らず、おかずはできる限りそのまま出しましょう。

 

 

 

 

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歯根の治療は痛みが治りにくい!?

歯根の治療では神経を取ることになるので、治療を行ったらすぐに痛みが治まると思われがちです。しかし現実的にはなかなかそうはいきません
歯根の治療では歯の中を通っている神経(歯髄)を切断します。
歯を通る神経は、あごの骨の中を通って三叉神経から脳へとつながっています。この神経を一部切り取るわけですので数日、違和感が残ってしまうのです。
また、歯の神経が切断されたあとも歯の外側にある神経は残っていますし、歯に加わる力の鋭敏なセンサーである歯根膜の存在もあります。

 

 

 

もし感染が強く、歯の外側まで影響を及ぼすようになると違和感や痛みが生じてしまいます

 

 
さらに治療中に急に腫れたり痛みを生じてしまう場合もあります。
『術後疼痛』という現象で、治療している途中で起きます
原因はいろいろあり、歯根内を掃除する刺激で一部の細菌が一時的に元気になってしまうことや器具による歯根のつつき過ぎなどです

 

 

 

つつき過ぎがいけないといっても、歯根の先までキレイにしなければ根本的な治癒は望めないのですから、歯根を傷めない限りはしっかりと器具を奥まで通して掃除せざるを得ません。

 

 

 

 

歯根の治療はたまに違和感がしばらく続く場合がありますし、途中でラクになっても最後まで治療に通わないと再度違和感がでてきます。
そうなると治療期間もさらに長くなるのでオススメできません。根気強く治療に通いましょう

 

 

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5−D Japan総会に参加してきました

先週末は5−DJapan 第8回総会が品川で開催され参加してきました

 

 

 

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メイン講演の内容は治療計画の立案、治療からメインテナンスまでを歯科医師の立場から歯科衛生士の立場からどう取り組んでいるかをお話していただきました

 

 

 

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会場は多くの先生方や衛生士さん達で埋まり、講師の先生が関西の方であったのもあり、笑いに包まれる場面もありました

 

 

 

長期にわたり患者さんと関わり、メインテナンスを維持してもらい健康を保ってもらうことの重要性を改めて感じました

 

 

 

5−D総会には初めて参加しましたが有意義な週末になりました

 

 

 

 

 

 

 

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