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院長ブログ

下関市の歯医者・歯周病認定医【吉本歯科医院】

カテゴリ: 院長ブログ

上田塾25周年記念講演会に参加してきました

先週末、博多駅のJR九州ホールで上田塾25周年記念講演会が行われました。

 

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全国から集まった参加者は600名ほどで会場がいっぱいになる程。

 

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〜これからの明るい歯科界を目指して〜をテーマに著名な先生方が講演されました

 

歯周組織再生療法をテーマに講演された白石和仁先生、水上哲也先生の歯周外科について勉強になり、大村祐進先生、山﨑長郎先生の審美症例に度肝を抜かれ、咬合については筒井照子先生に教わり、講演された先生どなたも素晴らしい講演でした。

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講演会の最後は上田先生の講演で、今まで先生が行ってきた包括歯科臨床の集大成を聞き、ものすごく勉強になりました。

 

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⇦記念パーティーにも参加し、様々な先生方にも出会え充実した週末を過ごしました。

 

 

 

 

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歯周病のサインとは

歯周病のサインは以前のブログにも記載しましたが

 

 

・口の中ネバネバする
・白い汚れ(歯垢=プラーク)や歯石がたくさんついている
・口臭がある
・歯と歯の間に食べ物がはさまる
・歯が長くなったように見える
・歯ぐきが赤く腫れている
・歯ぐきを押すと血や膿が出る
・歯がぐらぐらする
・かたいものがかめない
・歯を磨いたら血がでる
・歯がしみる

 

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こういった症状があれば歯周病のサインとなります。

 

 

 

 

 

 

また、歯科医院での歯周組織検査により歯周病に進行しているかを把握できます。

 

 

 

プローブという器具を使用し、歯と歯ぐきの間にある歯周ポケットの深さを調べます。

 

 

 

健康な歯ぐきの場合は、歯周ポケット3ミリ以下でポケットからの出血がありません

 

 

 

歯周病と診断されるのが、歯周ポケット4ミリ以上でポケットからの出血がある場合です

 

 

 

まずは上記した項目をご自身でチェックしていただき、当てはまる項目が多い方は早めの受診をお勧めします。

 

 

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乳歯の生え替わりの時期は虫歯になりやすい

乳歯から永久歯への生え替わりの時期を、みにくいアヒルの子の時期と言われています。

 

 

 

6歳頃から乳歯が抜けたり永久歯が生えてきたりして、口の中が凸凹の状態になります。

 

 

 

また、生えてくる永久歯のスペースを確保するために、顎が成長して歯と歯の間にスペースができます。

 

 

 

こうした凸凹した歯並びや、歯と歯の間のスペースに虫歯の原因である

 

 

 

プラーク(歯垢)が溜まりやすくなります。

 

 

 

虫歯の予防のために、お口の状態に合わせた歯磨きが必要となります。

 

 

 

 

『乳歯が虫歯になっても、どうせ永久歯が生えてくるから』と思っていませんか?

 

 

 

 

ところが、乳歯をひどい虫歯にしてしまうと歯の根っこが残ってしまいます。

 

 

 

 

そのために永久歯は歯の根っこをよけて生えてくることになり、歯並びを悪くなる可能性があります。

 

 

 

生え変わってくる永久歯のためにも、虫歯予防は乳歯のうちからしっかりしておく必要があります。

 

 

 

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歯周病と全身の関わり

歯周病と全身の関わりがある5つの症状について述べます。

 

 

誤嚥性肺炎
食事中に謝って食べ物が気管支に入ろうとすると、自然にむせます。これは生理的な反応ですが、この機能が弱まると自らの唾液や食べ物が謝って肺に入ってしまい肺炎を起こしてしまいます。
これを誤嚥性肺炎と言い、その主な原因は唾液に含まれる細菌です。
歯周病の方ほど誤嚥性肺炎になるリスクが高いと言えます。

 

 

心疾患
心疾患は食生活や運動、ストレスなどの積み重ねが引き起こす生活習慣病の一つです。
歯周病の方は心疾患を発症するリスクが高いことが明らかになっています。
また、歯周病が重症なほどその発症リスクが高くなるとも言われています。これは、歯周病によって生み出される炎症性物質が血流を介して心臓の血管に影響を及ぼすものだと考えられています。

 

 

糖尿病
糖尿病は、インスリンという血糖を下げるホルモンが不足したり、うまく作用しなくなることで常に血糖が高い状態となってしまう病気です。
血糖値が高い状態が続くと様々な合併症が起きやすくなります。
糖尿病の方は、糖尿病でない方に比べて歯周病になる可能性が高くなります。

糖尿病の方は歯周病の治療によってインスリンが働きやすい状態になり、血糖値が改善する可能性があるということが報告されています。

 

 

早期低体重児出産

 

妊娠中の女性はホルモンの変化や、つわりにより日常の歯ブラシが不十分になりやすく結果として歯周病になりやすいのです。
そして、歯周病になってしまうと炎症性物質が母体やへその緒を通じて胎児に影響し早期低体重児出産の確率が高まると考えられています。

 

 

認知症
認知症の1つである脳血管性認知症の原因は脳卒中です。
脳の血管が硬化して起こる脳卒中は、歯周病を予防して動脈硬化のリスクを減らすことが認知症の予防につながります。
また、歯の本数が少ない方ほどアルツハイマー型認知症になりやすいとの報告もあるため、歯周病を予防してよく噛むことで、刺激が歯根膜から脳に伝わりアルツハイマー型認知症の予防につながると考えられています。

 

 

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歯ぎしりと歯周病

無意識に歯をキリキリと擦り合わせていたり、強く噛んでしまう噛みしめ

 

 

 

こういった行為により歯や歯の周りの組織に大きなダメージを与える場合があります。

 

 

 

歯に過剰な力が加わり歯の周りの組織が持続的に圧迫されることによって、

 

 

 

歯根膜が傷み、歯槽骨もジワジワと失われてしまうのです

 

 

 

すると、歯が動いてしまい歯と歯の隙間が広がり

 

 

 

歯が倒れてくる可能性もあります。こうなってしまうと噛み合わせが変わり噛みにくくなります

 

 

 

特に歯周病に感染している患者さんは

 

 

 

感染+過剰な力という複合的な要因によって症状が悪化しやすくなってしまいます

 

 

 

また、歯周病の治療後も回復が思うように進まない場合もあります。

 

 

 

 

 

歯ぎしりからの被害を食い止める方法の1つとしてスプリント療法があります。

 

 

 

寝ている間に無意識に歯ぎしりをしてしまう睡眠時ブラキシズムが起きた際に

 

 

 

力を分散させ、被害を減らすことができます。

 

 

 

歯ぎしりで気になる方は一度ご相談ください。

 

 

 

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虫歯の原因菌

お口の中には様々な細菌がいます。
その中でも虫歯の原因となるのは、主にミュータンス菌です。
ミュータンス菌は細菌のかたまりの歯垢(プラーク)の中に存在しています。

 

 

 

ミュータンス菌は食べ物に含まれる糖質を栄養として生活し、どんどん増えていきます。
その時に、ネバネバした物質を作り出して歯の表面に付着し、
また同時に酸を作り出して歯を溶かしてしまうのです。
これが虫歯の始まりです。
酸が歯の表面のカルシウムやリンなどのミネラルを溶かす(脱灰)と、すりガラスのように白っぽく濁って見えます。

 

 

 

 

この状態を初期虫歯といいますが、

この段階なら唾液に含まれるミネラルが歯に戻る『再石灰化』を促進することで、

元の健康な歯に戻すことも可能となります。

 

 

 

 

フッ素入り(フッ化物配合)の歯磨き粉は、歯の再石灰化を促進し、歯質を強化するのに有効ですのでオススメします。

 

 

 

日頃の歯磨きで虫歯の予防を心がけましょう。

 

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80歳になっても20本以上の歯を保つ 8020運動

『8020運動』とは、80歳になっても20本以上自分の歯を保とうという運動です。

 

 

平成元年、厚生省と日本歯科医師会が提唱しスタートしました。

 

 

20本以上自分の歯があれば、ほとんどの植物を噛みくだくことができるという理由で目標数値になっています。

 

 

80歳で20本以上の歯を持つ人の割合が平成5年時に10. 9%に対し、平成23年には38.3%3.5倍強に増えました。

 

 

また、80歳での残存歯数は平成5年で平均5.9本に対し、平成23年には13. 9本2倍強に増えました。

 

 

このように、歯の大切さを理解してる方が増えていてさらに増え続けるでしょう

 

 

今後も8020という数字を意識し、いつまでもおいしく自分の歯で食べることができるように口の中の健康を保っていきましょう。

 

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⇧80歳でも健康な歯をお持ちの患者さん

 

 

 

 

 

 

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歯周病じゃなくても、歯茎は下がりますか?見た目歯周病かと思ったのですが、歯医者で検査をしたら歯周病じゃないといわれました。

歯周病ではなくても歯茎は下がる場合があります

 

 

 

それは、日々誤ったブラッシングを行っている場合やブラッシング圧が強すぎる場合です

 

 

 

誤ったブラシッングをして歯茎にダメージを与え続けると、歯茎が下がります

 

 

 

さらに力が強すぎると尚更です

 

 

 

歯周ポケットの中の汚れを除去するように歯磨きするのは間違いではありませんが

 

 

 

ただ歯茎にブラシを当てるだけではいけません!

 

 

 

色んな歯磨きの方法がありますが、今回はバス法について説明していきます。

 

 

 

バス法

歯ブラシの毛先を歯と歯茎のさかい目に向けて45度の角度にあて、軽い力で小きざみに動かします。

 

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力の入れすぎに注意しながら歯の1本1本を丁寧に磨いていきます。

 

 

 

また、歯ブラシの毛先は柔らかいのを使用してください。

 

 

 

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『ルシェロ ピセラ P-20s』をオススメします。

 

 
今回はバス法について取り上げましたが、口の中は十人十色なのでその人に合った歯磨きの方法はひとりひとり違います。

 

 

歯科医院であなたに合った歯磨き方法を指導してもらいましょう。

 

 

 

 

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定期健診の大切さ

人は年齢を重ねるにつれ、歯を失うリスクが高くなっていきます。

 

定期健診を行うことにより、そのリスクを軽減することができます。

 

自覚症状が出てからの治療を繰り返すと…

 

 

①治療の度に歯を削ることになる

 

一度治療した歯を定期的にケアせず放置するとやはり虫歯になりやすく、再度虫歯になった歯はさらに削ることにより歯の寿命を縮めることになります。

 

 

 

②治療期間が長くなる、通院回数が増える

 

一般的には、治療を繰り返す度に治療回数が多くなります。

例えば
⇨銀歯が虫歯で抜歯となりブリッジや入れ歯にする必要がある場合 など

 

 

 

③費用の負担が増える

 

治療を繰り返す度に治療の手順や材料費が増えるため、治療費用も高くなってしまいます。

 

 

 

 

定期検診の大切さを理解していただき、歯科でのプロフェッショナルケアをおすすめします。
未来のために今からはじめましょう!

 

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⇧一見すると綺麗な状態と見えますが…

よく見ると歯と歯の間に汚れがあります。これは日頃のブラッシング時に歯ブラシが当たっていないのです。

 

 

 

 

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差し歯が取れました。その差し歯で部分入れ歯を固定しているため、入れ歯も取れてしまう状況です。

差し歯に部分入れ歯を固定していて、その差し歯が取れるとやはり入れ歯は安定せず

 

 

簡単に動いたり、脱離します

 

 

早めの歯科医院での受診をお勧めします

 

 

差し歯が取れる理由としてはその歯が虫歯になったり、過度に力がかかっている場合があります

 

 

過度に力がかかっただけで根っこの破折がない場合、歯科医師の調整により再度装着が可能ですが

 

 

虫歯により脱離した場合は、治療し新しく差し歯を作り直す必要があります

 

 

 

 

 

 

 

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⇧差し歯が虫歯となり脱離しています

こうなれば入れ歯は離脱しやすくなりますよね

この歯は残念ながら新しく差し歯を作ることはできませんでした。

 

 

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⇧新しい入れ歯を作製

 

 

 

 

 

 

 

 

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