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院長ブログ

下関市の歯医者・歯周病認定医【吉本歯科医院】

カテゴリ: 院長ブログ

80歳になっても20本以上の歯を保つ 8020運動

『8020運動』とは、80歳になっても20本以上自分の歯を保とうという運動です。

 

 

平成元年、厚生省と日本歯科医師会が提唱しスタートしました。

 

 

20本以上自分の歯があれば、ほとんどの植物を噛みくだくことができるという理由で目標数値になっています。

 

 

80歳で20本以上の歯を持つ人の割合が平成5年時に10. 9%に対し、平成23年には38.3%3.5倍強に増えました。

 

 

また、80歳での残存歯数は平成5年で平均5.9本に対し、平成23年には13. 9本2倍強に増えました。

 

 

このように、歯の大切さを理解してる方が増えていてさらに増え続けるでしょう

 

 

今後も8020という数字を意識し、いつまでもおいしく自分の歯で食べることができるように口の中の健康を保っていきましょう。

 

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⇧80歳でも健康な歯をお持ちの患者さん

 

 

 

 

 

 

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歯周病じゃなくても、歯茎は下がりますか?見た目歯周病かと思ったのですが、歯医者で検査をしたら歯周病じゃないといわれました。

歯周病ではなくても歯茎は下がる場合があります

 

 

 

それは、日々誤ったブラッシングを行っている場合やブラッシング圧が強すぎる場合です

 

 

 

誤ったブラシッングをして歯茎にダメージを与え続けると、歯茎が下がります

 

 

 

さらに力が強すぎると尚更です

 

 

 

歯周ポケットの中の汚れを除去するように歯磨きするのは間違いではありませんが

 

 

 

ただ歯茎にブラシを当てるだけではいけません!

 

 

 

色んな歯磨きの方法がありますが、今回はバス法について説明していきます。

 

 

 

バス法

歯ブラシの毛先を歯と歯茎のさかい目に向けて45度の角度にあて、軽い力で小きざみに動かします。

 

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力の入れすぎに注意しながら歯の1本1本を丁寧に磨いていきます。

 

 

 

また、歯ブラシの毛先は柔らかいのを使用してください。

 

 

 

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『ルシェロ ピセラ P-20s』をオススメします。

 

 
今回はバス法について取り上げましたが、口の中は十人十色なのでその人に合った歯磨きの方法はひとりひとり違います。

 

 

歯科医院であなたに合った歯磨き方法を指導してもらいましょう。

 

 

 

 

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定期健診の大切さ

人は年齢を重ねるにつれ、歯を失うリスクが高くなっていきます。

 

定期健診を行うことにより、そのリスクを軽減することができます。

 

自覚症状が出てからの治療を繰り返すと…

 

 

①治療の度に歯を削ることになる

 

一度治療した歯を定期的にケアせず放置するとやはり虫歯になりやすく、再度虫歯になった歯はさらに削ることにより歯の寿命を縮めることになります。

 

 

 

②治療期間が長くなる、通院回数が増える

 

一般的には、治療を繰り返す度に治療回数が多くなります。

例えば
⇨銀歯が虫歯で抜歯となりブリッジや入れ歯にする必要がある場合 など

 

 

 

③費用の負担が増える

 

治療を繰り返す度に治療の手順や材料費が増えるため、治療費用も高くなってしまいます。

 

 

 

 

定期検診の大切さを理解していただき、歯科でのプロフェッショナルケアをおすすめします。
未来のために今からはじめましょう!

 

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⇧一見すると綺麗な状態と見えますが…

よく見ると歯と歯の間に汚れがあります。これは日頃のブラッシング時に歯ブラシが当たっていないのです。

 

 

 

 

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差し歯が取れました。その差し歯で部分入れ歯を固定しているため、入れ歯も取れてしまう状況です。

差し歯に部分入れ歯を固定していて、その差し歯が取れるとやはり入れ歯は安定せず

 

 

簡単に動いたり、脱離します

 

 

早めの歯科医院での受診をお勧めします

 

 

差し歯が取れる理由としてはその歯が虫歯になったり、過度に力がかかっている場合があります

 

 

過度に力がかかっただけで根っこの破折がない場合、歯科医師の調整により再度装着が可能ですが

 

 

虫歯により脱離した場合は、治療し新しく差し歯を作り直す必要があります

 

 

 

 

 

 

 

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⇧差し歯が虫歯となり脱離しています

こうなれば入れ歯は離脱しやすくなりますよね

この歯は残念ながら新しく差し歯を作ることはできませんでした。

 

 

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⇧新しい入れ歯を作製

 

 

 

 

 

 

 

 

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再根管治療について

以前、根管治療してクラウンをかぶせている歯が再度痛みだした際には再根管治療が必要となる場合が多くあります。

 

 

 

この場合、歯に何らかの原因で歯の根尖(先端)に起炎物質が存在し痛みが出ていると考えられます。

 

 

 

 

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⇧右下奥歯の歯の根の先端に透過像(黒い影)が認められます。

感染していることがわかります。この歯は歯根破折の可能性も…

 

 

 

 

 

また、痛みがなくても再根管治療を行う場合もあります。

 

定期検診などでレントゲン撮影を行った際、

 

歯の根尖が感染していることが発見される場合です。

 

 

 

再根管治療は感染している根管を清掃するため治療回数はかかりますが、歯の保存のために重要ですので根気よく通院してもらう必要があります。

 

 

 

 

 

 

 

 

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子供の歯を守るために。

子供の歯を守るために。

ライフステージに合わせたケアを!

 

 

仕上げ磨きは、優しく楽しく

仕上げ磨きを嫌がるお子さんにムリに歯磨きを強制すると、その後の歯磨きを嫌がるようになってしまいます。

歯磨きが楽しいものだと思わせる工夫が必要です。楽しい話題で話ながら楽しく磨くのも1つの方法です。

また、おやつは回数や時間を決めて摂るようにし、食べたら磨く習慣をつけるようにしましょう。

 

親子で一緒に歯磨きをしよう

朝は何かしら忙しく、わずかな時間でも子供に目が行き届かないことがあります。

スキンシップや親子のコミュニケーションという点からも、一緒に歯磨きをする時間をとるように努めてほしいと思います。

 

歯科医院で定期的にチェックを。

年齢とともにお口の状態は変化しますから、お子さんのお口に合わせたケアが必要です。

そもためにも、年に2、3回は歯科医院でチェックしてもらいましょう。

家庭でのセルフケアとあわせて、健康な歯を守ってほしいと思います。

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美味しく食べたり、楽しく話したり、笑ったりできるのも健康な歯があってこそできることなんです。

 

 

 

 

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銀歯の下が、虫歯になっているかどうかを調べるには、どうしたらよいのでしょうか?

銀歯の下が虫歯になっているかどうかを調べる方法に

 

 

レントゲン撮影があります。

 

 

銀歯の下に存在する虫歯は意外に発見が遅くなり、しみる等の症状がでてから発見される事が多々あります。

 

 

違和感があったり、随分前に装着した銀歯が口の中にある方には注意が必要となります。

 

 

 

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⇧左上奥から2番目の歯に注目してください。

真っ白く写っているのが銀歯で、その下に歯が写っています。よくみると銀歯と歯の隙間に黒い影があるのがわかります。

これは、銀歯が合っていないのを示します。

 

 

銀歯をはずすと…

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⇧黒くなっている部分が虫歯です

 

 

 

 

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⇧虫歯を除去し、再度部分的な被せ物を被せていきます。

 

 

このように銀歯の下にある虫歯は発見されにくく、調べる方法としてレントゲン撮影があります。

放置して虫歯が大きくなる前に早めの処置をお勧めします。

 

 

 

 

 

 

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歯の根の治療後はどんな感じ?

歯の根の治療後には、数日にかけて違和感が残る可能性があります。

 

むし歯が進行していたため、神経がおかされてしまった。

 

あるいは、すでに神経をとったところに新たに感染が進んでしまったため、歯の根の治療を行っていきます。

 

特に感染している歯の根を治療した後には違和感が生じしやすくなります。

 

 

 

そこで、歯の根の治療後の注意事項として

1. 治療後は歯が浮いた感じがしたり、少し痛んだりする可能性がありますが、2〜3日で落ち着いてきます。痛みが長く続いたり、我慢できないくらいの激しい痛みがあるときは、ご連絡ください。

 

2. 抗生物質が処方されている時は、必ず最後まで飲みきってください。痛みが無いからといって、途中で飲むのをやめたりはしないで下さい。

 

3. お風呂に長く入ったり、お酒を飲んだりするのはやめましょう。

 

 

 

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歯周病はアルツハイマー病を悪化させる

2025年には全国で認知症を患う人の数は7oo万人を超えると予想され、国内外でさまざまな研究が進んでいます。

 

 

マウスの実験で、『歯周病はアルツハイマー病を悪化させる』ことが明らかになりました。

 

アルツハイマー病は、認知症のタイプの中でも最も患者数が多く、6割以上を占めています。

 

実験では人工的にアルツハイマー病にかからせたマウスを用意し、2つグループに分けて一方を歯周病菌に感染させ、「アルツハイマー病のみ」のグループと、「アルツハイマー病+歯周病」のグループをつくりました。

両グループのマウスにまず球と三角錐を見せ、うち一つを違う形のものに置き換えて反応を調べたところ、「アルツハイマー病のみ」のグループは新しく置いた物体へ頻繁に近づく行動を見せたのに対し、「アルツハイマー病+歯周病」のグループの反応は変わりませんでした。「歯周病を合併したことでさらに認知機能が低下し、最初に見た物体の形を忘れ、新しい物体に興味を示さなかった」と考えられます。

 

このことから、アルツハイマー病に歯周病を合併すると、さらに認知機能が低下すると考えられます。

 

 

 

 

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咬合治療

10月16日(日)に咬合療法研究会九州支部会・JACD共催特別企画講演会に参加してきました。
過去に筒井照子先生が開かれている咬合療法コースを受講しましたが、

咬合については何度も聞いて理解する必要があると考えています。

 

 

口の中の崩壊の原因として、重度のカリエスや歯周病の他に咬合の崩壊もあります。

 

 

咬合の崩壊を止めるためには、

力のコントロールを行う必要があります。

 

 

 

今回の講演で咬合治療の取り組み方、力のコントロールに対するアプローチなどをわかりやすく講演していただきました。

 

 

また1つ、咬合の問題が整理されました。

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