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院長ブログ

下関市の歯医者・歯周病認定医【吉本歯科医院】

カテゴリ: 院長ブログ

歯周病と糖尿病

歯周病と糖尿病には密接な関わりがあることは明らかにされています。

 

歯周病の人は糖尿病を併発していることが多く

 

また、糖尿病患者は歯周病が重症化しやすいこともわかっています。
歯周病が悪化すると糖尿病も悪化する、それならば歯周病を治療すれば糖尿病が改善するのではないか…

 

それを明らかにした研究結果がいくつか発表されています。

 

 

歯周病と2型糖尿病を併発している患者に、歯周病の治療(スケーリング+歯周ポケットへ抗菌薬を注入)を実施し、治療前と後でHbA1c(血糖値の指標)を比較しました。

 

その結果、治療後にはHbA1cが明らかに改善していました。

 

また血糖値を下げるインスリン(ホルモンの1種)を作りにくくするTNF-α(腫瘍壊死因子)の血中濃度も減少していました。
このように歯周病をしっかり治療すれば、血糖コントロールを改善できます。
また、薬や食事などで血糖値が安定すれば歯周病の症状も良くなります。

 

 

糖尿病を治療中の方はすぐにでも歯周病の治療も始めましょう!

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Before

 

 

 

dsc_5716After

 

 

 

 

 

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歯の根の治療途中ですが、一年以上放置してしまい、治療途中だった根の部分まで虫歯になってしまいました。 こうなったらもう抜かなきゃいけないでしょうか?

細菌に感染した歯の根の治療には、ある程度の治療期間が必要になります。

そのため痛みがなくなると治療を中断される方がたまにいらっしゃいます。

 

 

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1年以上放置するとやはり虫歯は進行してしまいます。根の部分まで虫歯が進行してしまうと、保存も難しくなります。

 

 

上のレントゲン写真は、根の奥まで虫歯が進行しているため歯の保存が厳しい状態です。

 

 

しかし、虫歯の進行具合により保存も可能となります。

まだ浅い場合はしっかり根の先までしっかりバイ菌を取り除き、蓋をします。

その後、歯を挺出(歯を持ち上げる)させ歯を残すという流れです。

 

 

治療を放置した歯を治すにはさらに時間がかかるため早めの治療をお勧めします。

 

 

 

 

 

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歯は抜歯したほうがいいこともある

歯周病が進行してしまった歯を残しておくと、その歯を支えている歯槽骨だけでなく隣の歯や周辺の骨まで悪影響を及ぼします。

骨がかなり溶けて、すでに噛む機能を果たしていない歯を残していても何の役に立ちません。

無理に残しても、結局抜かざる得なくなるケースがほとんどで、かえって抜いた後の状態が悪くなって入れ歯を入れるのが難しくなったり、腫れや痛みが生じたりするなどの不快症状を繰り返す原因にもなります。

歯を残したいという患者さんの気持ちも理解できますが、必要があるから抜歯を決断する場合があります。

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⇧歯を支えてる歯槽骨の吸収が著しい状態です。

 

このまま歯を残すと手前の歯まで悪影響がでる恐れがあります。

 

 

 

 

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むし歯のリスク。治したむし歯、またむし歯

治療したむし歯がまたむし歯になることを『2次う蝕』と言います (う蝕=むし歯)

治療痕の周囲はプラークが溜まりやすく、むし歯になりやすくなっています。

 

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特に、夜にむし歯はできやすくその理由は唾液の流れが少なくなり、口の中は酸性になりやすく、むし歯菌にとって活動しやすい環境になります。
また、年齢を重ねると歯根部が露出し、そこが侵されるのが『根面う蝕』です。

 

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歯根が露出してしまった部位にもプラークは溜まりやすく、歯周病になりやすい部位になります。

この2つのむし歯の発生を抑えるのは、正しいブラッシングと歯間ブラシ、フロスを使ってプラークを取り除くことです。何度も言ってますがセルフケアが大切です。

すでに『2次う蝕』や『根面う蝕』が存在した場合、歯科医院で治療しさらに進行しないようにする必要があります。

 

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若いからといってなめちゃいけない、歯周病

歯周病はかかっていることに気づきにくいことが幸いして放置されます。
放置すると歯を支える組織が長期間にわたって破壊され失われていき、歯ぐきが変形し、歯の位置が動き、歯ぐきが痛んだり歯がグラグラするようになっていきます

その時初めて気づき、たいがいの人はこのような状態になってから慌てて治療を始めるのですが、進行程度が進んでいるようでしたら、治療期間も長くなってしまいます。

 

 

 

ですから、歯ぐきから出血が出やすくなったり、歯ぐきの腫れを気づいた時からまずは日頃の歯磨きをしっかりするようにしてみてください。

 

 

この写真は歯肉炎の状態を示します

 

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⇧下の前歯に歯ぐきの腫れ、プラークの付着が確認できます

 

 

 

日頃の歯磨きを意識してもらい、2週間でここまで改善できました

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引き続きセルフケアすれば、さらに歯ぐきの状態はよくなります

 

 

このように日頃の歯磨きをしっかりすれば歯ぐきの腫れは改善できますので、毎日時間をかけて歯を磨くことを続けることが大切です。

 

 

 

 

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インプラント、痛いですか?

インプラントを骨に埋入する際には、しっかり麻酔をしていますので痛みはありません。

器具を使い骨に穴を開けるドリリングの際、振動が頭に響く程度はあります。

 

 

しかし、手術後に麻酔が切れるとどうしても痛みが出ます。

個人差がありますが、1週間ぐらいは痛みがある可能性があり、

その際は痛み止めを飲んでいただくことになります。

 

 

インプラントを埋入して落ち着けば、その後のインプラント体の上から被せ物を装着する工程になりますが、基本的には痛みはありません。

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やはり、人体にチタン製のインプラントを埋入する際にはどうしても痛みを伴ってしまうものです。

 

 

 

 

 

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日本包括歯科臨床学会 in神戸

8月27日(土)、28日(日)神戸にて日本包括歯科臨床学会が開催され参加してきました。

IMG_1994特別講演では

小出 馨先生による『咬合が全身へ及ぼす影響と咬合治療の重要性』という

テーマのもと、咬合についてのためになる講演でした。

 

小出先生の本を持っていますが、やはりご本人の講演を聞くとより理解でき勉強になります

 

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他にも講演や症例発表された先生方の発表も素晴らしく

刺激をもらい、また新たなエネルギーが注入されました。

 

 

 

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歯周病 歯肉炎でも血が出ないということはあるんですか?

歯周病、歯肉炎になってしまうと歯茎からの出血は出やすくなっています

もとから歯茎からの出血があり、出血が出にくい状態になれば歯茎が改善していると考えられます

もし、歯茎からの出血があるようであれば、まずご自身での歯ブラシによるセルフケアが大切です

食べ物のカスなどから発生するプラーク(歯垢)が歯茎の炎症を促すので

プラークを除去する必要があります

それには毎日、時間をかけ歯ブラシすることが重要です

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特に出血が激しい場合は、歯周病や歯肉炎に進行が進んでいる状態と思われますので、

一度、歯医者による機械的清掃や治療をお勧めします

歯周病の怖いところは痛みなく進行し、急に歯茎からの出血がひどくなったり、

歯がグラグラするなどの症状がでてきます

そうなる前に日頃の歯ブラシをしっかり行うことと、定期的な歯の検診をお勧めします

 

タバコを吸われる方はニコチンなどにより血管を収縮する作用により歯茎からの出血が出にくい傾向があるので特に注意が必要となります

 

 

 

 

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内覧会 藤崎駅商店街デンタルクリニック

以前一緒に勤務していた先生がこの度、福岡県の藤崎駅付近で開業しました

そこで、週末に遊びにいってきました

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商店街の一角にあり、誰でも入りやすい雰囲気のいい医院です

医院の中も明るく、スタッフの対応もしっかりしていました

IMG_1985キッズルームには壁を黒板にして落書きできるように工夫もあり

フャミリーで通いやすい印象が強かったです

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柳本先生いい刺激を受けました

 

これからも切磋琢磨してお互い頑張りましょう!

 

 

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ストレスを感じたらガムを噛んでリラックス

日頃ストレスを感じた時、歯を噛みしめている時ありませんか?

僕もそうです…

 

そんな時、ガムを噛む習慣に取り組んでいます。

噛む効果を簡単に得られるのが、シュガーレスガムを噛むことです。

中でも注目したいのがストレスを緩和し、脳の働きをリフレッシュする効果だそうで

スポーツ時に、試合前の緊張を緩和し、瞬発力、筋肉の連動性を高めまたり、

残業時、疲れた脳を休息させ、作業効率を高めてくれるなど…

 

 

ガムを噛むリズミカルな運動は緊張をほぐすセロトニンという

神経伝達物質を増やし、たかぶった神経をリラックスさせます

同時に運動機能作業効果を高める作用も認められます。

 

ストレスを感じたらガムを噛んでリラックス! 一度試してみて下さい

 

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